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珈琲G党のガナーズブログ

基本はアーセナルの試合や移籍ニュースについて語るブログです。たまにCLやラ・リーガ、プレミアの注目カードについて語ることもあります。サッカー変態です。

【マッチレビュー】アーセナル対ブライトン アーセナルの明日はリヴァプールかACミランか

 寝坊に寝落ちで更新遅れてすいません!!!

という訳でアーセナル対ブライトンの分析やっていきましょう。

・試合概要

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・得点

アーセナル1-2ブライトン

36分 0-1ウェブスター

50分ラカゼット1-1

80分1-2モペイ

・途中交代

アーセナル45分ぺぺinウィロックout 72分ティアニーinコラシナツout 77分マルティネッリinラカゼットout

ブライトン76分モントーヤinコノリーout 80分トロサールinグロスout 88分ダフィinアルゼートout

・前半

アーセナルの守備

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 ウィロックがトップ下に入ることで4バックに対して数的同数でプレスをかけ追い詰めるシーンもありましたが長いボールでかわされるシーンが大半でした。ですが前節に引き続きエメリ政権下と比べて守備の改善は見られました(が、ネガトラやカウンターへの対処が未だにボロボロなんですが)特に深刻なのが最終ラインでしょう。ベジェリン以外の今節のスタメンは足が速い部類ではありません。そのせいもあって前線は前からプレスをかける方が適しているのに後方はアグレッシブに仕掛けることを不得手でカウンターへの守備含め攻め込まれた際ズルズル下がってしまい結果として被シュート数も前々節までに逆戻りし、レノが孤軍奮戦する状態になってしまいました。そして押し込まれた際数的優位を作れず、結果後半の2失点目のようになってしまいます。

・狙われたアーセナルのビルドアップ

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 今節は前節のムスタフィがベンチ外となりソクラティスが3戦ぶりのスタメンとなりました。ムスタフィはビルドアップのみが取り柄でしたが、ソクラティスはビルドアップをかなり苦手とし、そしてそこを狙われプレスをかけられます。さらにソクラティスがダビドルイスに近づいてしまい結果としてダビドルイスも併せてプレスをかけられ、ピンチになりかけてしまいます。

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 その際アップスリーのような形で前に蹴りだしプレスを回避してましたが、レノはテアシュテーゲンやノイアーほどビルドアップが得意ではなく前に蹴りだすのが関の山です。こういった時にダウンスリーやクロースロールを用いてショートパスでプレスをかわすことができればベストでしたがそこまでうまくはいきませんでした。

アーセナルのビルドアップ

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 サイドでのビルドアップはレイオフのような形でサイドから高い位置まで運ぶことはできていましたが、そこで詰まってしまったりまた、右サイドではそこからオーバメヤンシザースからクロスを上げるシーンが目立ちました(オーバメヤンのこのプレイが日に日に上手くなってる気がしますが、オーバメヤンにはエリア内で仕事をしてほしいんですがね)。中央から崩すパターンがないのが課題ですね。ウィロックが入った事で前からの守備はよくなったのですが攻撃時にエジルが中央で自由に動き回ってないとアイディアが枯渇してるように感じました。また、ウィロックは中盤でのロストが多いのも難点でした。

 ですが、この試合の布陣のトレイラとジャカのダブルボランチは良かったですね。これまではジャカはグエンドゥジやウィロックとのダブルボランチだったり3センターのアンカーといったサポートする側でジャカの良さが出ていませんでした。しかしこの試合ではトレイラが守備的なタスクをこなし、ジャカがボールを散らしていました。ジャカも良さを発揮できる起用方法なら活きる場所があることは証明されました。ですがスプリントの枯渇から被カウンターの際にはスペースを埋められずにピンチになることもありますが・・・

・後半

・ぺぺ投入

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 ウィロックに代わりペペが入りエジルがトップ下に入った事で前への推進力と攻撃の連動、スピーディさも増し前半に比べて改善が見られました。そして、チャンスも増え、CKやFKのチャンスも増えました。そして、50分のエジルのCKをラカゼットがヘディングで決め同点とし、62分のエジルのFKからダビドルイスが流し込み同点・・・と思われましたがオフサイドでゴールは取り消されました。

 他にも大外のレーンをSBが駆け上がりクロスを入れ、惜しいシーンもありましたし、カウンターの際ペペが持ち上がり、オーバメヤンが中央を駆け上がりシュートまで持ち込むシーンもありました。後半に入り配置を変えたことで各々が活きる場所で動くことができました。

・消えない課題

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 このシーンもですが、ズルズル下がってしまいエリア内まで持ち込まれサイドに流し、クロスを上げられたところからピンチになり、レノのナイスセーブで間一髪でした。このシーンもエリア内への侵入を許す前にジャカかコラシナツのどちらかが仕掛けもう一方がカバーするべきでした。また、そのあとも大外を駆け上がってきたアルゼートへの対応も甘くなり、ピンチにつながってしまいました。

 失点シーンはベジェリンと対峙したシーンはムーイが1枚上手でしたのでいうことはありません。まあ、某代表監督の〇保監督は「1対1でもっと強くいかなければいけなかった」とか言うんでしょうね。

 ですが、その前とろさーるが粘ってるところでペペともう一人でムーイへのパスコースを切りながら挟み込むようにしファール覚悟で止めるべきでした。

・最後に

 今のアーセナルは自信が欠如しているのかアタッキングサードでリスクが負えていないのと自陣に持ち込まれた際にも積極的にいけずズルズル下がっていってしまい、失点するというのが目立つ感じです。シティ戦の前に勝ち点3を獲得して勢いをつけていきたいところです。

#COYG #アーセナル